ブログ・コラム

磨け!人間力

2024.02.02

全体会議 7つの習慣

もう先週の話しになるが、

全体会議で7つの習慣について

30分の時間を取って話しをした。

 

当社の経営指針の行動規範にも書いている、

私が重要視している行動基準。

経営理念である「共に成長」を

実現するうえでも、要となる枠組み。

 

7つの習慣は、世界的に有名な自己啓発の名著。

表面的なテクニック(個性主義)ではない、

人格的要素を磨く(人格主義)ことが

真の成功をもたらすという考え方。

 

7つの習慣と出会う(それだけではないが)ことで、

私の行動は変わり、整理された

1つの大きな要因と思う。

 

• 私のやりたいことを⇒会社の目指すところ

• 私のやる通りに⇒手段は合意しながら段階的に任せる

• 私が正しい⇒理念と指針

• 私とその他⇒熟練度に合わせて組織を階層化と権限委譲

• 私が先頭で引っ張る⇒方針を示し道を作る 

 

こんなふうになっていった。

もちろん、多くの学びと合わせてではあるが。

 

7つの習慣は、名前のとおり7つあるが、

3つのグループに分かれるそうだ。

 

私的成功 ※自分が良くなる

1.主体的である

2.終わりを思い描くことから始める

3.最優先事項を優先する

 

公的成功 ※チームが良くなる

4.Win-Winを考える

5.まず理解に徹し、そして理解される

6.シナジーを創り出す

 

再新再生のプロセス

7.刃を研ぐ

 

私にとっては、5番がポイントだった。

というか、難しかった。

 

身につくまではかなりの時間と

葛藤・苦しみだった。

以前よりは、身についたと思う。

もちろん、まだまだレベルは低いので、

刃を研ぎ続けたい。

 

せっかくアーティスティックスに入ってくれた社員さんたちも、

7つの習慣を知って、身に着けてほしいと願っている。

 

それがアーティスティックスらしさの源(みなもと)でもあり、

その「らしさ」を創るのは、私一人ではできない。

みんな一人一人が「アーティスティックス」なのだから。

2024.01.27

イントロセミナー

『教科書通りに行かない経営

 得たのは選択肢とトレーニングの場』

と題して、自身の体験を

30分間で報告してきた。

  

私にとっても、すごくいい経験をさせてもらった。

 

創業からいままでを

30分間で振り返る。

 

イントロセミナーのテーマは常に『同友会と私』

話しをしたいことはたくさんあるが、

そのポイントごとに、

同友会でどのように学び、

それを、会社にどうやって落としていったか。

そこに絡めつつ30年を振り返った。

 

同友会では、不離一体シートを作ろうという運動がある。

私はずっと作ってなかったけど、

いい機会なので今回作成した。

完成はしなかったけど、

30年間のことをある程度まとめられた。

 

手元にある決算書から

売上と経常利益の推移。

同友会での役と気づき。

当社での取り組みなどを

リンクさせたものが不離一体シート。

とてもよくできている。

 

私は頑固で自分の考えが強く、

理屈っぽく屁理屈をこねまわす人だった。

今での本質は変わらないけど、

それではいけないこと、

どうあればいいかということは

同友会を通して学んできた。

 

その前は、いろいろと社員さんともめたこともあったが、

当時の社員さんには、本当に申し訳ないことをしたと思っている。

 

この年齢になって、やっと、気づいたことも多い。

まだまだ気づいてないことも多いと思う。

 

イントロセミナーにオブザーバも多数(8~9名)参加してくれ

入会宣言や、かなり前向きに考えてくれている人も多く

お役目も果たせたかなと、ホッとしている。

 

今回の報告でも学んだことがあったので、

これからも実践していくつもり。

聞いてくださった皆さん、

ありがとうございました。

 

追伸:私が話しをしている写真を撮った人がいたら、

ベストショット1枚でいいので

コメントに貼ってください。

2024.01.24

毎日投稿する意味

私は、Facebookに毎日投稿している。

ほぼ同様の内容を、会社のブログにも。

 

たまに、翌日になったりするけど。

2021/1/1から始めて、もう4年め。

 

投稿を始めた理由は、いくつかある。

 

まずは、みんなに認知してもらいたい。

長岡という者がいる。

アーティスティックスという会社がある。

そういうことを、いろんな人に知ってもらいたい。

そういう、打算からはじまった。

 

これは正直言って理由として大きい。

とはいえ、それだけじゃない。

 

継続することのトレーニングでもある。

私は怠け者だ。

コツコツやることはとっても苦手。

続けることのトレーニングにもなっている。

 

そして、自身の考えの明確化、整理。

世の中の気になったこと。

会社のことがら。

できごとに対して私がどう考えるか。

自分の考えを整理するうえでも

投稿は役に立っている。

 

アンテナを張ることにもなる。

1日1投稿しようとすると、

いろんなネタを探す。

いろんなことに興味を持つ。

そういうことで、事柄に目がとまるようになる。

 

文章を書くって苦手。

でも、毎日書いていると、

好きではないができるようにはなってくる。

テーマが決まれば、文章にすること自体は

あまり苦にならなくなった。

 

そして、継続の工夫、習慣化の習得。

コツコツ続けることは苦手だけど、

その苦手なことを続けるためには、

さまざまな工夫をしている。

そういう工夫が、他の事柄を継続するときに役に立つ。

継続するって、技術だと思う。

 

1日1投稿って本当に面倒。

だけど、いい効果もあるので、

今年も続けていこうと思う。

2024.01.16

バックキャスティングとフォアキャスティング

以前、ある尊敬する人が、

バックキャスティングについて

投稿していた。

 

バックキャスティング。

経営を学び始めたころには、

繰りかえし、『経営は逆算である』と言われた。

確か、一倉定さんの言葉だったかな。

 

また、私が大好きな7つの習慣では、

第2の習慣で

「終わりを思い描くことから始める」

と教えている。

 

バックキャスティングの効果はいくつもありそうだ。

 

まずは、目的地を決めて目指すのだから

行き先がはっきりする。

 

何かがあって方向がずれても、

行く先がわかっているから

軌道修正もたやすい。

 

目的地を共有できる人、

共感できる仲間を作りやすい。

 

でも、目的地を見通せない時期ってありませんか?

いまは、VUCAの時代。

「Volatility(変動性)」

「Uncertainty(不確実性)」

「Complexity(複雑性)」

「Ambiguity(曖昧性)」

未来なんて見通せない時もある。

 

また、若いころは、どこへ向かったらいいのか、

自分の役割がつかめない時もある。

 

そういう時はフォアキャスティングも役に立つ。

 

とにかく、今あること、目の前のこと、

与えられた役割を、精一杯やってみること。

 

『置かれた場所で咲きなさい』

と言ったのは渡辺和子さん。

与えられた場所、役割を精一杯務める。

それは、今の延長線上にとどまることではない。

 

自分のトレーニングであり、力量を上げ、価値を高める。

その先に、自分の目的地や役割が見えてくると思う。

 

『どうしても自分の目的地や役割がわからない時は、どうすればいいか?』

昔、ある人に質問した時の返答が

『身近な人に感謝されること、役に立つことをやり続けるといい』

という返答だった。

私は、これに妙に納得した。

  

バックキャスティングが優れていて、

フォアキャスティングがダメなんてことはない。

ようは、考え方であり、道具なのだ。

最適な時にうまく使えば、

どちらも効果を発揮すると思う。

 

目的地がはっきり見えているのであれば、

バックキャスティングでどんどん進む。

 

見えていなければ、フォアキャスティングで、

目の前の役割を精一杯務めて

自分の力量をUPし、

とにかく前へ進んでみる。

いろんなところに身を置いてみる。

 

どちらも難しい場合は、

目の前の人、身近な人の役に立ち、

感謝されるようなことをやり続ける。

 

これらを続けていれば、

おのずと自分の生き方が見えてくるのだと思う。

 

たぶん。。。

 

きっと...

2024.01.12

役を与えて、ストレッチをかける

先日、あるグループでの話しで、

役は人を成長させるよね~

という話しが出ていた。

私もまったくそう思う。

 

役を与える時は、

ちょっと大変かな~という役が

ちょうどいいと思っている。

 

その役をまっとうするには、

ちょっと力不足かもねという程度がいい。

ストレッチをかけるとよく言うけど、

がんばれば、なんとかできるかも。

それくらいがベスト。

 

楽々こなすことができる役は、

スムーズに物事を回す意味ではいいのだけど、

人の成長という観点では効果的ではない。

筋トレで言えば、

小指で上がるような重さで

ウェイトトレーニングをしているようなもの。

筋肉はつかない。

 

ストレッチをかけて

力をつけて成長の機会を作る。

それで力をつければ、

その人が望むような仕事がさせられる。

その人の給料を上げることができる。

長くいるから給料が上がるわけではない。

 

力をつけさせて、

付加価値の高い仕事、

その人だけができる仕事、

たくさんの仕事ができるようになると、

その人の給料が上がる。

そのようにするのは、

私たち経営者の仕事なのだと思う。

 

だから、会社には、

力を付けた人が、

次にやる仕事を、作っていかなければならない。

 

役=その人のステージだ。

経営者がよく言う言葉、『社員に成長してもらいたい』

 

しかし、人は成長しても、その力を発揮する仕事が社内になければ、

その人は、会社から出ることになっても、

それは仕方がない。

 

そうならないように、

力を発揮する仕事、

その人が成長していく仕事や、

成長した力を発揮するステージを作るのも、

経営者の重要な仕事なのだと思う。

そのためにも、会社はやはり、成長させていくものなのだと思う。

もし経営者が年をとり、

自分としてはもう成長はしなくていいよとなったら、

それは、経営者の立場を去る時なのだろう。

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